やっちまいました。
バッテリー上がりと言う大失態。
事の始まりは、いつものツーリングコースにある、丘の上のお洒落なケーキ屋さん。
そこで優雅なティータイムを味わっていたのですが、、、、、コレがいけなかった。
1時間程のんびりした後に、お土産を物色していると「バイクのライトが付きっぱなしですよ」と教えて頂き発覚しました。駐車場が丘の下にあった事が気付かなかった原因なのですが、取り合えずキーだけ抜いてお土産を買いに戻りました。
で、お会計を済ませてバイクにもどりエンジンを掛けてみますが、やはりと言うべきか「カカカカカッ!」と音がするだけで掛かりません。取り合えず、ライトや起動点検は動作しているので「押しがけしたら掛かるんちゃうかな〜」と安易な気持ちで押しがけにトライしてみました。
駐車場は20mで、最後の5mが僅かに下り坂になっています。
最初は、ギアを2速に入れ、クラッチレバーを握り、イグニッションをオン。加速して飛び乗りクラッチを離す通常の方法を試しましたが、速度が足りずに失敗。
ってことで、奥の手を使います。
ギアをNに入れ、イグニッションをオン。勢いを付けてバイクに飛び乗り、素早く2速に入れてクラッチを繋ぎます。
結果は、大成功。
エガッター。
さて、ギアをNに入れる理由の説明ですが、単純にバイクが重いからです。
モントークの重さは270kg。今回は、この巨体を20mの範囲で押しがけせねばならず、通常の方法では「握る」動作によって「押す力」が弱まってしまうので、それを防ぐ為の方法です。ただ、あくまでボクサーエンジンのミッションが凄く入りやすいから出来たのであって、他のバイクで出来るかは不明です。
とは言え、ボクサーエンジンのインジェクション車でも条件さえ良ければ押しがけで来た経験は今後のボクサー人生において役に立つ事でしょう(役に立つ状況にしない事が一番だとは思いますが。。。。)