2016-11-08

大同1Kと呼ばれる鋼材について考察

大同1Kとは某ネットショップかどこかが発祥の通称で、正式名称はDSR1K6。
大同特殊鋼業の、マルテンサイト系のステンレス鋼材で、炭素の量によってDSR1K2〜DSR1K11の種類があるとメーカーHPに記載されている。

成分についても同HPに記載されているが、記載箇所によって違いがある様だ。
※ナイフとして使われているDSR1K6のみ抜粋

ステンレス鋼DSR1K6()内は帯鋼の資料
C 0.6(0.6)
Si ≦1.00(≦1.00)
Mn ≦1.00(≦1.00)
Ni ≦0.50(-)
Cr 13.5 (13.5)
Mo 0.1(0.13)
V 記載なし(0.13)
特殊元素 添加(帯鋼ではV0.13と記載)

この記載の違いが実際の鋼材にどこまで影響するのかと、炭素の含有量が少ないところが気になるところだけど、YouTuberの先人たちによれば実用硬度は59〜60になるようだし、実用にそこまで問題はなさそう。

何よりも、3mmなら鋼材自体がかなり安く手に入れられそうなので、コストパフォーマンスは非常に高い。
今週一週間、4.5mmの手配ができるかの連絡を待って、その結果如何で3mmを購入するかを決めようと思う。

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