「アメリカン」
Vツインエンジンと、ローロングな車体、低いシート高、足を前に投げ出して乗るスタイルのバイクは日本ではこう呼ばれています。
由来は、そのスタイルの源流が、アメリカ企業のハーレーダビットソン社のバイクにあるからなのです。
因に、アメリカ含む海外では一般的に「クルーザー」と呼ばれています。
さて、ここからが本題なのですが、
R1200C Montauk
こいがクルーザー(アメリカン)なのか?との疑問なのです。
確かに車軸は長く1641mmあります。
が、Vツインエンジンではありません。
それに、シート高も790mmと低くはありません。
足は多少前に出しますが、投げ出す程ではありません。
R1200CのCは確かクルーザーのCです。
でも、このR1200Cシリーズの末弟Montaukだけはオカシイ。
実際、Montaukから他のR1200Cシリーズに乗り換える人も結構居たりして、
そう言う人は何か違和感を感じて、それが合わなかったかもしれません。
私自身も、モントークには違和感を感じっぱなしです。
150幅のフロント(リアは170)、790mmのシート高と幅の広いシート、
この組み合わせが、その違和感を生み出しているのですが、
違和感に段々と馴染んでくると、その感覚に溺れていくのです。
その違和感が何なのかは最近解ってきました。
このバイクは、私にネイキッドの様な乗り方を求めている。
けれど、ネイキッドの様な乗り方をするには、余りにクルーザーな車体構成。
「そんな良くわからない矛盾が生じているのがこのMontaukというバイクなんだと」
まぁ、なんだかんだ言っても、コイツとは長い付き合いになりそうです。