2013-09-11

リトルカブ修理

もう6年になるだろうか。


地元を離れ、マグナ250に乗って旅だった時から、誰一人乗ることのないリトルカブだけが実家に残された。


あれからバイクの事など全く興味のない家族に、野ざらしで放置されていた為、苔が生え、金属製のBOXは錆々、ガソリンタンクの中も錆々、そしてエンジンオイルがにじみ出ている。

当然エンジンは掛からないし、リアブレーキに至っては完全に固着している。

それでもホイールのメッキや、アルミ類のクリア塗装は健在だった。この辺りの作りの良さは、MADE IN JAPANでこそなのかもしれない。



さて、カブを復活させるのは簡単だ。
キャブレターを清掃すれば良いだけ。もっと言うと、メインジェットとスロージェットの穴を貫通させれば大抵のカブは動く。

キャブを外し、キャブをバラし、パーツクリーナーで穴という穴を吹く。
やはりスロージェットが詰まっている。メインジェットは穴が大きいぶん比較的詰まりにくいし、詰まっても爪楊枝でツンツンすれば大体解決する。

スロージェットの場合は、LANケーブルの導線とか細い針金を使う。コレが中々通らない。特にしっかり詰まってる場合は尚更通りにくい。

映画鑑賞しながらツンツンすること30分。
映画の最初の見せ場が来ようかというタイミングで、貫通。

キャブを組み直してエンジン始動。あっけないくらいに簡単に息を吹き返すカブ。

恐るべしカブエンジン。


リアブレーキの固着は、ブレーキシューを押す部分がサビで固着していたので、ハンマーで無理やり回して外した後、サビを落としてグリスを塗って組み立てて終了。

ついでにテスト走行したら、ヘッドライトのローが切れてたので、近所のバイクやでバルブを調達して交換。微妙に接点の大きさが合わなかったのか、ハイが付かない。キッチンペーパーを丸めたものを詰めて無理やり修正。

カブ様なら、このくらい適当でもよかろう。





後はバッテリーか。(2001年から使われていたから、さすがにダメになってた)

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