2013-08-07

いつかはやってみたいツーリング

人と走ることに大凡向かない私が、

唯一、やってみたいマスツーリングがある。

ツーリングとはとても呼べないと言われるかも知れないけれど、この企画に賛同してくれる同士がいるなら是非一緒に走りたいと願っています。



企画名「みんなで繋ごう、目的地への道」
内容 「数人のライダーがそれぞれの目的地を決め、時に自分勝手に、時に空気を読んで、誰かの決めた目的地に到達する。」
手順
  1. それぞれが目的地を決めて紙に書く。(他のメンバーには見せない)
  2. 当日、目的地の書かれた紙を一つの箱に入れる。(もちろん見ない)
  3. くじ引き等で、先頭を走る順番を決める。
  4. 一番目の人から、1人30分間目的地に向かって走る。
  5. 二番目以降の人は、一番目の意向を汲み取ってもいいし、自分の目的地を優先してもいい
  6. 最後の人が30分走り終わった時点で、誰かの目的地に付けば御の字
  7. どこでもない場所でも、取り敢えず宿を確保する
  8. 箱を開けて、皆の目的地を見せ合う

これ、絶対に楽しいと思う。
適当が許せて、臨機応変な対応ができて、目的地にたどり着けるかわからないスリルを楽しめる、そんな変わり者の人居ないかなぁ。

2013-08-02

一人のライダーの、目的のない放浪の旅

ツーリング、それはライダーの嗜みである。

ツーリングの定義は、観光地等の目的地へ到達する手段としてバイクを利用する旅ということらしい。

だとすると、私はツーリングが苦手だ。

それは、目的地がある事。これを決めてしまうと、私の中ではツーリングと言うより、通勤に近い拘束感、地点間の移動義務の様なものを感じてしまう。

だから、殆どの場合目的地は決めないし、行きでは地図さえ見ない。どこまでも、ただ気の向くままに走り続ける。太陽に向かって、雲の流れる方へ、あの山に向かって、そうやって居ると何処かへ辿り着く。ついた先で、そこにあるものを眺めて、宿が無いか探す。宿が見つかれば泊まるし、見つからなければ帰路につく、本当にアテのない旅。

”ぶらりバイクの旅”とでも名付けよう。

これが意外と楽しいもので、旅行誌やインターネットには載っていない、怪しい場所や、秘境とも言える知られざる絶景に出会える、そんな事も多々あるし、そういう場所だからこそ本当に貴重な体験ができたり、思わぬ出会いがあったりする。

ただ、このぶらりバイクの旅は、一緒に走り出せる仲間が全く居ない。そりゃ日程も無ければ目的地もない、そんな先行き不安だらけの旅に付き合うような物好きは、早々居るものじゃない。この得がたい体験を分かち合えないのは残念に思うが、実際に外れの日もあったりするので大手を振って誘うこともしない。


そんな、ぶらりバイクの旅。
孤独と目的地がない事に不安を感じない変わり者なら、きっと楽しめると思いますよ。