2013-07-30

BMWモトラッドがスパーバイク世界選手権から撤退。 まじか〜。

BMW モトラッド、スーパーバイク世界選手権から撤退を発表…ワークス参戦を終了へ

S1000RRが出た時には「BMWも遂にRRを出したか」と思ったものだ。

スーパーバイク選手権参戦があったからのS1000RRであり、撤退するとなったらいずれは市販モデルのS1000RRも、ラインナップから姿を消すのだろうか。
まあ、販売台数次第では暫く生産は継続されるとは思うが、あまり売れ行きが良く無ければ直ぐにでも打ち切られかねない。

そもそも、レースでの成績は優秀だった筈なのだが、このタイミングで撤退の理由が「ブランド再構築の一貫」と言うのは、決断力というか、「判断して実行」のプロセスが如何にもドイツらしい潔さだと思う。


今後は、500cc以上のラインナップを充実させつつ、ブラジルやアジアなどの新興市場向けの500cc以下のモデルも強化していく、とのことだ。

そういえば、前にBMWモトラッドがインドだったか何処かの企業と提携して、小中排気量(500cc以下)のモデルを販売するってニュースがあったなぁ。

今後はどうなっていくんだろうか。

2013-07-27

まあ、私もMonatukを乗りこなせては、いないわけで。

さて、生半可なGS乗りを批判してしまった手前。

「じゃあ、お前はR1200CMontaukをちゃんと乗ってんのかよ?」

と、突っ込まれる所なので、私の事を少し語ってみます。



結論から言うと、私はMontaukを”ちゃんと”乗っていません。
と言うか、このバイクのちゃんとした乗り方が未だに理解できないのです。

バイクってのは、そのスタイルから何となく乗り方が想像できるもので、
跨ってみれば、尚の事「こんな風に乗るんだぜ」と語りかけてくるものです。

・オフロードなら、山道や林道、ダート等のアスファルトじゃない道を走らせようとしてきます。

・スポーツ系なら、「一般道だからって、荷重はしっかりかけろよ?」って囁かれます。

・ネイキッドなら、肩肘張らずに自然体のままで、思うように走れば良い。

・クルーザーならば、ドカッと座ってアスファルトの上を、ただ真っ直ぐに。

そんな感じです。
大抵のバイクが、この語りかけてくる何かと、見た目の印象が一致します。多くのライダーさんも、それに合わせて服装や走る場所、走り方を自然と決めていると思います。





けれども、どうやらモントークは、この見た目と乗った時の感覚にズレがある。
見た目は文字通りクルーザー、だが乗った時の感覚は、どちらかと言うとネイキッド、いやカフェスタイルに近いかもしれない。
感覚的に言えば、「攻めろ! のんびりするな! つっこめ!」と急かされている気がするのだ。
だからといって、攻めればステップ擦るし、加速は鈍いし、(林道に)突っ込んだら(意外と走れるけど)明らかに場違いだし、正直このバイクにはあってない走りだ。

確かに、他のクルーザーに比べれば攻めれるし、突っ込んでも何とかなる。だからといって、この見た目には似合わない。でも、そう走ると気持ちがいいんだから不思議だ。

のんびり走るのも、勿論、気持ちがいい。けど、モゴモゴと回転が上がるエンジンで攻めるのも気持ちがいい。

どう付き合っていけばいいのか、未だに分からない。だからこそ、永い付き合いになりそうだ。時間をかけて、このバイクが忘れ去られた頃には、颯爽と乗りこなして「あのバイクなんだ?」と思わず口にしてしまうような一体感を、このバイクで出せたらと思う。

2013-07-25

【NEW R1200GS】乗るなとは言わないが

BMWのモーターサイクル。その中でもGSシリーズの人気はすごい。

私のR1200CMontaukは、ツーリングに行って見かけることは先ず無い。

それに対してGSシリーズは、200km位のツーリングでも3台は確実に見かける。

本当に人気のあるバイクなんだと感心する一方で、GS乗る意味あるのか?って疑問もあったりする。


GSは「ゲレンデ・シュポルト」の略で、「大地を冒険する」という意味がある。


多くのGS乗りは冒険しているのかもしれないが、少なくとも私が見かけるGS乗りは、

ディーラー営業マンの「オンロード走っても早くて楽しいですよ。ツーリングバイクとしてもいいですよ」という言葉通りなのか、オンロード”しか”走らない、ツーリングに”しか”使わない、と言うのが多いように感じる。

いや、全GS海苔を否定する気は無い、無いのだが。どうもGSがもったいない気がしてならない。


GSはオンロードも速く走れる。それは間違いない。だが、それ以上にオフロードでも速く走れるのだ。

そんなGSをオンロードでタラタラとツーリングしたり、峠でちょっと気合入れて走ってみたり、なんて事に使うのは何か違う気がしてならない。

極端に例えるなら、素人がストラディヴァリウスを購入して部屋に飾るようなものだ。本人は満足かもしれない、いや満足だからそうしたのだろう。
だが、絶対に勿体無い。と言うか、周りから見たら自己満足の為に、ストラディヴァリウスを殺したかの様に見えるはずだ。

それが、私にとってはGSで起こっている気がする。

GSに限らず、かのHAYABUSA等のメガスポーツにも言えることなのだが、まぁ本人が良いのならばそれで良しとも思う。



ただ、これくらい乗りこなしてくれとは思う。乗りこなせる上で、トロトロ走ってるのは安全でいいが、性能を引き出せない人が乗るのは危なっかしいと思う。


とまあ、前置きばかり長くなってしまったのだが、本題にはいろう。

今日は時間に余裕があったので、NEW R1200GSを試乗してきたのだ。

水冷になったDOHCのボクサーエンジンは、非常に滑らかに吹け上がる。走りだしてしまえば、それこそ簡単にフロントが浮いてしまう。旧DOHCは、どちらかと言えばOHCの延長にあった様なノリ味だったが、この水冷ボクサーは明らかに違う。

アクセルを回せば、前に押し出す力がグッと伝わってきて、思わず笑みがこぼれてしまう。それでいて、結構ラフに走らせてタイヤを滑らせれば、ESAは的確に動作してくれるのでオフロードをローペースで走る時には活躍してくれそうだ。(ハイペースで走る時はオフにしてもいいかもしれない)

明らかに全方向で走破性能がアップしているGS、以前のGSよりもスペックは高くなっているが、初心者が冒険に出かけるにはイイ相棒になるかもしれない。
故に、生半可な気持ちでは乗って欲しくないとも思う。このバイクに乗るのなら、荒れた道を走り、道無き道を冒険と称して突き進み、コイツでしかいけない何処かへたどり着こうという、そんな冒険心を持ち、その為には無謀なことも厭わない。そんな人に乗って欲しいと思う。



ちょっと極端でしたが、個人の戯言くらいに温かい目で受け流してください。

2013-07-14

夏のボクサーエンジン=火鉢による灼熱拷問 と言われているけど実際の所は?

暑い、暑い、いや熱い!!

この所、外気温がオカシイことになっている。連日38度超とか、それだけで拷問ですよ。とてもじゃないけど太陽の下を歩いたりできませんって。

まあ、そんな熱い中でもバイクに乗るのが、頭のネジを免許証と交換した強者(変態)の宿命ですよね。熱くても、寒くても、風が吹こうと、雨が降ろうと、いっそ台風でもバイクに乗る、そういう奴らです。

さて、前置きはこのくらいにして本題に入りましょう。
ボクサーエンジン夏の陣到来です。そのエンジンヘッド位置によって冬場は暖かく幸せなボクサーエンジンですが、コレが夏場はどうなるのか。特に、クルーザーシリーズはクルーザーらしい乗車姿勢のために、エンジンの真下に足が滑りこむようなポジションにステップがあります。

つまり、BMWボクサーの中で最もエンジンにライダーの足を生贄にするバイクなのです。
Q 一体、どのくらい犠牲にするのか?
A 夏の定番メッシュシューズが逆効果になるくらいには熱い。

Q そんなんじゃ運転できないんじゃないの?
A そういうものだと思えば意外と大丈夫です。

Q いや、低温やけどとかさ?
A そこまで危険じゃありません。

Q ふ〜ん、ボクサー嫌じゃないの?
A そんなことないです、メリットもあるので。

Q メリット? どんな?
A 足下が暑い代わりに、太ももや上半身が熱くないんですよ。

Q え、どういうこと?
A エンジンヘッドがタンク下にないので、停車時のむっとした熱さや、太ももの加熱がありません。

と、そのような感じで、足を生贄にすることで太ももや上半身の暑さが軽減されるので、実際にツーリングする時には結構快適です。それこそある程度の走っている分には、あまり熱いと感じることはなく、停車時には熱は上に行くのでエンジンヘッドの下にある足が極端に熱くなることはありません。
エンジンに一番近いクルーザーがそうなのですから、他のシリーズはもっと快適なのかもしれません。


※ただ、渋滞の様な低速でトロトロ走っている時は最悪です。(足をステップの外側に少しズラすと解決出来ます)

2013-07-11

【R1200C】戻ってみてわかることもある。レギュラー→ハイオクに戻っての思い

レギュラーガソリンを入れてしまった。
それは紛れもない事実であり、私の失態でした。

レギュラーガソリンで懸念されることは、第一にノッキング。
現行のRシリーズにはノッキングセンサーが備わっており、多少粗悪なガソリンでも対応できると言う情報もあるけれど、R1200Cシリーズにはノッキングセンサーはついていないので心配していたのですが。

ボクサーの中でも圧縮比が低かったためか、元々低回転使用に調節されていたためか、ノッキングすることも無く何も問題は起こりませんでした。

で、レギュラーで走ってる分には特に気にしていなかったのですが、
ハイオクを入れて暫く走っていると、ハイオクの方がしっくり来るんですよ。
フィーリングと言えばいいのでしょうか、全体的に安定している感じがして安心できるんです。それこそ、フラシーボ効果なのかもしれませんが。。。

ただ、この暑さの中で気になることが、


ハイオクの方がエンジン熱くね?


まぁ、ハイオクってそういうものか。

2013-07-03

【R1200C】レギュラーガソリン結末

いつまでもレギュラーガソリン、という訳には行かないので、
とりあえず少し走って給油して来ました。

今回は間違えることなくハイオクを入れて来ました。
では、気になる燃費を発表します。

ジャジャン

16.71km/L

え〜と、これが良いのか悪いのか、
乗っている人ならわかると思いますが、補足説明をしておきます。

まず私の走り方は少し特殊かも知れません。
回転数は2500〜4500rpmを使って走るので、一般道だと3速までしか使いません。
4、5速を使えばクルーザーらしく1000〜2000rpmで走行することは可能ですが、ボクサー乗りとしてさすがにどうなの?って事で自粛しています。
(実際は回して走るのが好きなだけです)

ってなわけでハイオク使用時の最低値が14km/Lとかもあるような乗り方をしているので、
一概には言えませんが、まぁ大して影響はなかったと結論を出しておきます。